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J-GLOBAL ID:201702291380030802   整理番号:17A0090447

ArabidopsisクレードIVのTGA転写因子,TGA10とTGA9は,細菌のPAMP flg22に対するROS介在応答に関与する

Arabidopsis clade IV TGA transcription factors, TGA10 and TGA9, are involved in ROS-mediated responses to bacterial PAMP flg22
著者 (5件):
資料名:
巻: 252  ページ: 12-21  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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葉緑体で産生される活性酸素種(ROS)は,flg22のような病原体関連分子パターン(PAMPs)による植物免疫の情報伝達分子として作用する。この過程をはっきりさせるために,筆者らは,葉緑体のH2O2応答性遺伝子を欠くT-DNA挿入系統からのflg22感受性突然変異体の遺伝的スクリーニングを行った。得られた結果は,クレードIVのTGA転写因子TGA10の各ノックアウト突然変異体が野生型よりflg22処理に対して感受性であることを示した。さらに,flg22感受性表現型がもうひとつのクレードIVのTGA9のノックアウト突然変異体で検出されなかったにも関わらず,tga9とtga10の二重ノックアウト突然変異体は単一のノックアウト突然変異体よりflg22に対して感受性が高いことを示した。TGA10とTGA9の転写産物が葉においてflg22によって強く誘導され,これは葉緑体の主要なH2O2の捕捉者であるストローマとチラコイド結合アスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX)の二重ノックアウトによって促進された。flg22の誘導によるH2O2蓄積はAPXs突然変異体で高レベルに維持され,クレードIVのTGAsがROSによって誘導されるかもしれないことを示唆する。さらに,TGA10は,このPAMPを処理された植物のいくつかのflg22応答性遺伝子発現の完全な活性化のために必要であった。これらは,PAMPs応答におけるTGA転写因子とROS介在情報伝達間の関連への新しい洞察を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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分子遺伝学一般  ,  植物生理学一般 

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