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J-GLOBAL ID:201702291652136764   整理番号:17A0412017

カーボンナノチューブ強化限外ろ過膜の蛋白質汚損:pHとイオン強度の関数としての付着機構【Powered by NICT】

Protein fouling in carbon nanotubes enhanced ultrafiltration membrane: Fouling mechanism as a function of pH and ionic strength
著者 (8件):
資料名:
巻: 176  ページ: 323-334  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質ファウリング挙動を多層カーボンナノチューブ(MWCNT)複合膜と市販のポリエーテルスルホン限外ろ過(PES UF)膜のろ過で調べた。蛋白質ファウリング機構に及ぼすpH及びイオン強度のような溶液化学の影響を完全細孔閉塞,中間細孔閉塞およびケーキ層形成のようなろ過モデルを用いて系統的に調べた。結果はMWCNT複合膜の初期透過流束パターンとファウリング挙動をpHとイオン強度の影響を有意に受けたが,流束に及ぼすPESUF膜の影響は最小であったことを示した。リゾチーム(Lys)ろ過では,MWCNT膜における激しい細孔閉塞は内ファウラント相互作用(Lys-Lys)とpH=7で膜表面とファウラント間の静電反発力の複合効果によって作成し,イオン強度を増加したファウリング物質-ファウリング物質相互作用と膜汚損相互作用は弱かった。ウシ血清アルブミン(BSA)ろ過では,激しい細孔閉塞は膜間の静電相互作用を介して少ない沈着により還元され,pHが4.7と10.4での汚損物質とイオン強度を増加し,この濃度で膜とBSA間の相互作用は弱くなった。の2成分混合物濾過では,蛋白質ファウリング機構はpH=7.0でファウリング物質-ファウリング物質相互作用(Lys BSA,Lys-Lys,BSA間およびBSA-BSA間)により主に影響され,イオン強度が増加した。本研究では,MWCNT膜ファウリングがファウリング物質-ファウリング物質相互作用と膜とファウラント間の静電相互作用に基づくpH条件およびイオン強度を変化させることによって軽減できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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膜分離 

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