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J-GLOBAL ID：201702299358288776   整理番号：17A0082940

『ナノ炭素材料』による部材軽量化,エネルギーデバイス分野への応用 カーボンナノチューブの液中分散と複合材への応用

著者 (1件)： 井上均 (日本資材 R&Dセ)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 16  号： 8  ページ： 19-24  発行年： 2016年11月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNT)の実用化を妨げている要因の一つである分散の特徴を概観した後,他材料との複合化による実用化の可能性について述べた。CNTの入手時の初期状態は多種多様であり,分散の最適条件は異なっていた。分散状態の評価法として塗膜の導電性(表面抵抗率)と光透過率の測定について説明して,各種のCNTの両者の相関をグラフで示した。他材料との複合化による実用化の下記の2つの事例を紹介した。1)リチウムイオン電池の負極材としての電極活物質とCNTの複合化,2)セルロースナノファイバとのCNTの複合化による電気を通す紙の新しい材料の開発。

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *分散【dispersion】 ,  評価基準 ,  塗膜 ,  導電性 ,  電気抵抗率 ,  透過率 ,  *複合材料 ,  リチウムイオン電池 ,  電極材料 ,  物質 ,  セルロース繊維 ,  ナノファイバ
準シソーラス用語： セルロースナノファイバー ,  光透過率 ,  電極活物質 ,  表面抵抗率 ,  負極材料

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

引用文献 (12件)：

• S. Iijima, T. Ichihashi ; Nature, 363, 603 (1993)
• R. Saito, G. Dresselhaus, M. S. Dresselhaus ; ′′Physical Properties of Carbon Nanotubes′′, Imperial College Press, London, (1998)
• M. Kaempgen, G. S. Duesberg, S. Roth ; Appl. Surf. Sci., 252 (2), 425 (2005)
• M. F. L. De Voider, S.H.Tawfick, R. H. Baughman, A. J. Hart ; Science, 339, 535 (2013)
• 井上均;JETI,60(1),77(2012)

タイトルに関連する用語 (7件)： ナノ炭素材料 ,  軽量化 ,  エネルギーデバイス ,  応用 ,  カーボンナノチューブ ,  液中 ,  複合材