特許
J-GLOBAL ID:201703004322739293

意思決定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-008632
公開番号(公開出願番号):特開2017-130024
出願日: 2016年01月20日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】MABを解くための効率の高いアルゴリズムであるTOWアルゴリズムを固体素子で実現する。 【解決手段】電極で挟まれた固体電解質中で金属イオンが電界の印加によって移動・析出・再イオン化することを利用する原子スイッチをスロットマシンに対応付け、並置されたこれら原子スイッチの一方の側の電極を共通化する。他方の側の電極上に析出している金属原子の総量が一定になるように構成し、選択されたスロットマシンに対応した原子スイッチの電極間に、プレイによって得られた報酬に相当する電圧を印加してこれら原子スイッチ電極間で固体電解質を介して金属を移動させる。上記金属原子の総量をTOWアルゴリズムにおける変動を受ける物体、各原子スイッチ電極上の金属原子の量を物体の現在の変位量に対応付けることで、上記構成・動作により、この素子がTOWアルゴリズムを実現する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の電極と第2の電極とによって挟まれた固体電解質中で金属イオンが電界の印加によって移動、金属原子としての析出及び再イオン化することを利用する複数の原子スイッチが並列接続され、 前記固体電解質が前記複数の原子スイッチ間で共有され、 前記金属イオンの析出が前記第1の電極上で行われるとともに、前記複数の前記原子スイッチの前記第1の電極上の前記金属原子の析出量の合計が一定であり、 各動作サイクルにおいて、前記複数の原子スイッチの前記第1の電極と前記第2の電極との間に当該動作サイクルにおける報酬量に基づく電圧が印加されることにより、前記固体電解質を介して前記金属原子が前記複数の原子スイッチの前記第1の電極間で移動し、 前記複数の前記第1の電極上の前記金属原子の析出量の大きな前記前記原子スイッチが次回の動作サイクルにおいて選択される TOWアルゴリズムを実行する意思決定装置。
IPC (2件):
G06G 7/48 ,  G06N 99/00
FI (2件):
G06G7/48 ,  G06N99/00 170

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