特許
J-GLOBAL ID:201703009255295700

多重免疫染色法に基づく生体物質の定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人SSINPAT
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2015058703
公開番号(公開出願番号):WO2015-146896
出願日: 2015年03月23日
公開日(公表日): 2015年10月01日
要約:
本発明は、病理標本中の細胞膜に発現している生体物質を、より正確に定量できる定量方法を提供するものである。本発明は細胞膜上の生体物質(目的生体物質)の定量方法であって、(1a)目的生体物質を蛍光免疫染色する工程、(1b)細胞膜上の他の生体物質(参照生体物質)を、他の蛍光体で免疫染色する工程、(2)目的生体物質および参照生体物質の免疫染色像を用いて、目的生体物質に対応する蛍光シグナルを特定するとともに、目的生体物質に対応する蛍光シグナルおよび参照生体物質に対応する蛍光シグナルを計測する工程、および(3)目的生体物質に対応する蛍光シグナルの計測値を、所定の方法により計測値を補正し、発現量を定量する工程を含む、定量方法である。
請求項(抜粋):
病理標本中の細胞膜に発現している生体物質(目的生体物質)の定量方法であって、 (1a)前記目的生体物質を、蛍光体を用いて免疫染色する工程、 (1b)前記細胞膜に恒常的に発現している前記目的生体物質とは異なる生体物質(参照生体物質)を、前記目的生体物質用の蛍光体とは異なる蛍光体を用いて免疫染色する工程、 (2)前記目的生体物質の免疫染色像および前記参照生体物質の免疫染色像を用いて、細胞膜の領域内にある前記目的生体物質に対応する蛍光標識シグナルの位置を特定するとともに、前記細胞膜の領域内にある前記目的生体物質に対応する蛍光標識シグナルの位置および前記参照生体物質に対応する蛍光標識シグナルを計測する工程、および (3)測定対象領域全体について、または各細胞について、前記細胞膜の領域内にある前記目的生体物質に対応する蛍光標識シグナルの計測値を、前記参照生体物質に対応する蛍光標識シグナルの計測値を用いて補正し、発現量を定量するための指標とする工程 を含む定量方法。
IPC (5件):
G01N 33/48 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/536 ,  G01N 21/64 ,  B82Y 5/00
FI (6件):
G01N33/48 P ,  G01N33/53 Y ,  G01N33/536 D ,  G01N21/64 E ,  G01N21/64 F ,  B82Y5/00
Fターム (20件):
2G043AA01 ,  2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043DA01 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043FA02 ,  2G043FA06 ,  2G043JA02 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03 ,  2G043NA01 ,  2G045AA24 ,  2G045AA25 ,  2G045BB24 ,  2G045CB01 ,  2G045FB03 ,  2G045FB12

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