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J-GLOBAL ID：201802212071729342   整理番号：18A0639078

ETC2.0データを用いた生活道路における事故リスク算定手法

An estimation method of traffic accident risk on residential road using the ETC2.0 probe

著者 (3件)： 尾高慎二 (株式会社オリエンタルコンサルタンツ) ,  吉井稔雄 (愛媛大学大学院理工学研究科) ,  神戸信人 (株式会社オリエンタルコンサルタンツ)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 4  号： 1  ページ： A_246-A_251(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 道路ネットワークにおける事故の起こりやすさ(以下,”事故リスク”)を把握し,空間的・時間的に事故リスクの高い経路から低い経路への交通シフトを促す交通事故リスクマネジメントを実施することで事故件数の削減が可能であると考えられる.しかしながら,感知器等による交通流データ取得の問題から,高速道路や幹線道路における事故リスクは算定可能であるものの特定の生活道路における事故リスク算定は困難であった.本研究では,近年普及しつつあるETC2.0データを拡大し,生活道路の車両走行台キロを推定する手法を考案する.さらに,松山都市圏の実道路ネットワークを対象に,同手法により推定された車両走行台キロに基づき生活道路の事故リスクを分析する.その結果,道路幅員の狭い道路に於いて事故リスクが高くなるとの結果が得られた.(著者抄録)

シソーラス用語： ITS【交通】 ,  *生活道路 ,  *交通事故 ,  数値計算 ,  愛媛県 ,  都市圏 ,  *リスク分析 ,  道路網 ,  走行 ,  データ収集 ,  センサ ,  *リスク管理 ,  交通流
準シソーラス用語： ETCデータ ,  松山市 ,  数値計算法 ,  道路幅員

著者キーワード (6件)： 交通事故リスク ,  生活道路 ,  ETC2.0 データ ,  Traffic Accident Risk ,  Residential Road ,  ETC2.0 Probe

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (11件)：

• 1) 警察庁交通局:平成28年における交通事故の発生状況,2017.
• 2) 国土交通省:道路種類別の死傷事故率の比較,交通事故の 現状,http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/sesaku/genjyo.html .
• 3) 兵頭知,吉井稔雄,倉内慎也:都市内高速道路における事故発生リスク要因分析,第31回交通工学研究発表会論文集,交通工学研究会,pp.93-98,2011.
• 4) 兵頭知,吉井稔雄,高山雄貴:ポアソン回帰モデルによる高速道路における交通事故発生リスク要因分析,第34回交通工学研究発表会論文集,交通工学研究会,pp.93-99,2014.
• 5) 三浦正幸,深井靖史,篠田直樹:首都高速道路における事故リスク予測モデルの構築,第 53 回土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM),土木学会,2016.

タイトルに関連する用語 (5件)： 生活道路 ,  事故 ,  リスク ,  算定 ,  手法