抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・宇宙機の搭載機器は高密度実装化に伴い発熱密度が増加し,従来の通信衛星に比べ,2倍以上の熱除去が必要。
・月面着陸衛星は-180度から+180°Cの激しく変動する熱環境に耐える熱制御システムが必要。
・この要求に対応するため,ループヒートパイプによる熱制御が提案され研究開発中。
・この研究課題は,ヒートパイプ内部の蒸発性液体の毛管作用に基づく輸送に必要な多孔質材料(ウイック)の高性能化。
・このため,ウイック材の熱伝導率の詳細な解明,ウイック表面の気液海面の挙動解明の研究が展開中。
・これとは別に,多量の熱輸送ができる,自励振動ヒートパイプ(OHP)が提案され,微少重力環境で性能試験評価が米国の空軍研究所で展開中。
・OHP内の気液二相スラグ流に注目した熱的モデルの構築と,熱伝達特性と熱挙動の解明も進行中。