抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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三名湖(群馬県富岡市)に生息するオオクチバス個体数を評価するため,体外標識を用いた標識放流調査を行った。個体数の推定には,標識再捕法およびプログラムCAPTUREの2種類を用いた。2016年7月6,7日に釣獲により捕獲した全長20cm以上のオオクチバス116尾に標識を施し放流した。その1週間後から標識確認調査を開始し,10月までに5日間の調査で捕獲した171尾の中から,42尾の標識魚を確認した。この調査結果を用いて,個体数を推定したところ,標識再捕法の各調査日の推定値は270~825尾,プログラムCAPTUREの7~10月の再捕結果を用いた推定値は194~334尾であった。しかし,成長に伴う小型魚の加入を考慮し,標識再捕法による推定個体数は,標識放流から1ヶ月以内の値を用いた。標識再捕法とプログラムCAPTUREから算出した推定個体数はほぼ同様の推定個体数の結果を得ることができた。(著者抄録)