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J-GLOBAL ID：201802259387686911   整理番号：18A1365838

東京湾の再現期間別高潮浸水深分布の推定

Estimation of inundation depth distributions for different return periods of storm surges along Tokyo Bay coast

著者 (4件)： 久松力人 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  久松力人 (MS&ADインターリスク総研) ,  KIM Sooyoul (鳥取大 大学院工学研究科) ,  多部田茂 (東大 大学院新領域創成科学研究科)
資料名： 沿岸域学会誌  (Journal of Coastal Zone Studies)
巻： 31  号： 1  ページ： 45-56  発行年： 2018年06月30日 
JST資料番号： L1777B  ISSN： 1349-6123  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国で公表されている高潮ハザードマップは,想定される確定論的シナリオに基づき予測されたものであるが,確率論的に評価された浸水マップの研究の蓄積は少ない。今後起こりうる台風の強度や経路を確率論的に評価することにより,従来の評価手法では危険度が低いとされているエリアも含め,各地域の高潮リスクを再現期間毎に示すことが期待される。本研究では,確率台風モデルの成果を援用し,東京湾における再現期間別の高潮浸水深分布を推定した。第一に,経験式により10,000年分の高潮偏差を計算し,上位200台風を抽出した。第二に,抽出した台風を数値モデルで解析し,高潮浸水深分布を得る。最後に,得られた浸水深をメッシュ毎に並び替え,再現期間毎の浸水深分布を推定した。(著者抄録)

シソーラス用語： 湾 ,  水害 ,  *高潮 ,  *水位 ,  期間 ,  *推定 ,  リスク ,  確率モデル ,  数学モデル
準シソーラス用語： 確率台風モデル ,  高潮災害 ,  再現期間 ,  災害リスク ,  *浸水深 ,  数値モデル ,  東京湾 ,  *分布推定

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (22件)：

• 内閣府:防災基本計画,http://www.bousai.go.jp/taisaku/keikaku/kihon.html, 2017. (最終閲覧日:2018/2/8)
• Munich Re: TOPICS GEO, pp56, 2017.
• 一般社団法人日本損害保険協会:ファクトブック2017,pp79,2017.
• ERM経営研究会:保険ERM経営の理論と実践, 一般社団法人金融財政事情研究会,東京,2015.
• エーオンベンフィールドジャパン株式会社:自然災害リスクに係る外部調達モデルの構造等に関する調査報告書,pp7-39,2012.

タイトルに関連する用語 (6件)： 東京 ,  再現期間 ,  高潮 ,  浸水深 ,  分布 ,  推定