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J-GLOBAL ID：201802285868005056   整理番号：18A1707985

無線ネットワーク化制御システムにおける拡張パケット化予測制御手法

An Extended Packetized Predictive Control Method in Wireless Networked Control Systems

著者 (4件)： 仲島圭将 (大阪大 大学院工学研究科) ,  松田崇弘 (首都大学東京 大学院システムデザイン研究科) ,  永原正章 (北九州市大 環境技研) ,  滝根哲哉 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 140(CQ2018 31-45)(Web)  ページ： 39-44 (WEB ONLY)  発行年： 2018年07月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無線ネットワーク化制御システムでは,ネットワーク上で生じるバーストロスや伝送遅延の影響を受け,制御対象が不安定状態となる場合がある。本稿では,予測制御に基づいて生成した複数の制御信号を一つのパケットに格納して転送することで,バーストロスの影響を緩和するパケット化予測制御手法について検討し,バーストロスおよびランダム遅延の影響を同時に低減させることが可能な拡張パケット化予測制御手法を提案する。提案手法では,バーストロスとランダム遅延の両方を考慮して制御信号を生成するため,従来手法に比べてより多くの制御信号を生成する必要がある。そこで,逐次的に推定したパケットの平均往復遅延時間に基づいて制御信号を選択し,一つのパケットに格納して転送することで,バーストロスおよびランダム遅延に対する耐性を効率的に向上させる。(著者抄録)

シソーラス用語： *制御系 ,  *通信網 ,  *無線伝送 ,  *予測制御 ,  遅れ ,  *遅延特性 ,  制御信号 ,  パケット損失
準シソーラス用語： *ネットワーク化制御システム ,  無線ネットワーク ,  *無線ネットワーク化制御システム ,  *パケット化予測制御 ,  伝送遅延 ,  *ランダム遅延 ,  バーストロス ,  パケットロス

分類 (3件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  通信網  (ND07030A) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (18件)：

• R. A. Gupta and M. Y. Chow, “Networked Control System: Overview and Research Trends,” IEEE Transactions on Industrial Electronics, vol. 57, no. 7, pp. 2527-2535, Jul. 2010.
• Y. A. Millán, F. Vargas, F. Molano, and E. Mojica, “A Wireless Networked Control Systems Review,” Robotics Symposium, 2011 IEEE IX Latin American and IEEE Colombian Conference on Automatic Control and Industry Applications (Bogota), Oct. 2011.
• 板谷聡子, 児島史秀, “工場IoT 化に向けての無線通信技術の活用,” 電子情報通信学会総合大会AI-6-1, 2018年3月.
• 雨海明博, “製造現場への無線導入の課題と取り組み,” 電子情報通信学会総合大会AI-6-2, 2018年3月.
• D. E. Quevedo, E. I. Silva, and G. C. Goodwin, “Packetized Predictive Control over Erasure Channels,” Proceedings of the ACC 2007 (New York City), Jul. 2007.

タイトルに関連する用語 (6件)： 無線 ,  ネットワーク化制御システム ,  拡張 ,  パケット ,  予測 ,  制御手法