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J-GLOBAL ID：201902218354789968   整理番号：19A0294442

表示を担保する分析技術 食品の産地判別技術

Analyticai Techniques for Proper Food Labeling Tracing the Geographical Origin of Food Materials by Using Analytical Chemistry

著者 (1件)： 鈴木彌生子 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： Foods & Food Ingredients Journal of Japan  (Foods & Food Ingredients Journal of Japan)
巻： 224  号： 1  ページ： 13-20  発行年： 2019年01月01日 
JST資料番号： S0046A  ISSN： 0919-9772  CODEN： FFIJER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原産地は食品原料の市場価値を決定する重要な因子である。2017年9月からの日本の食品表示法では,国内で製造された全ての加工食品への重量%による原料原産地表示が求められている。このように,加工食品の原産地を追跡するための分析法の開発が強く求められている。安定同位体比と微量元素組成を用いて,化学成分と原産地との関係を評価した。本稿は,安定同位体(例,δD,δ¹³C,δ¹⁵N,δ¹⁸O,δ³⁴S,⁸⁷Sr/⁸⁶Sr,²⁰⁸Pb/²⁰⁷Pb)と元素分析に焦点を当てた食品原料の原産地の識別分析法の適用に関するレビューである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 証明 ,  材料 ,  判別分析 ,  *鑑別 ,  価格 ,  法規 ,  食品 ,  トレーサビリティ ,  *同位体存在比 ,  *化学組成 ,  成分 ,  行政機関 ,  データベース
準シソーラス用語： 原産地証明 ,  識別分析 ,  食品材料 ,  *産地判別 ,  市場価値 ,  食品表示法 ,  加工食品 ,  食品トレーサビリティ ,  *安定同位体比 ,  *微量元素組成 ,  化学成分 ,  農林水産省

分類 (3件)： 食品の検査・取締り  (FJ01054G) ,  植物の栽培一般  (FC01000S) ,  食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M)

引用文献 (22件)：

• 和田英太郎,日本生態学会誌,59,259-268(2009).
• S. Kelly, K. Heaton and J. Hoogewerff, Trends in Food Science & Technology, 16, 555-567(2005).
• S. A. Drivelos and C. A. Georgiou, Trends in Analytical Chemistry, 40, 38-51(2012).
• 日本分析化学会 表示・起源分析技術研究懇談会,“食品表示を裏づける分析技術”,東京電機大学出版局,2010.
• 鈴木彌生子,中下留美子,赤松史一,伊永隆史,58,1053-1058(2009).

タイトルに関連する用語 (4件)： 担保 ,  分析技術 ,  食品 ,  産地判別