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J-GLOBAL ID：200902205244564634   整理番号：09A0373905

光化学オキシダントの濃度に及ぼす都市温度の増加の影響

The effect of the increase in urban temperature on the concentration of photochemical oxidants

著者 (3件)： NARUMI Daisuke (Div. of Sustainable Energy and Environmental Engineering, Graduate School of Engineering, Osaka Univ., 2-1 ...) ,  KONDO Akira (Div. of Sustainable Energy and Environmental Engineering, Graduate School of Engineering, Osaka Univ., 2-1 ...) ,  SHIMODA Yoshiyuki (Div. of Sustainable Energy and Environmental Engineering, Graduate School of Engineering, Osaka Univ., 2-1 ...)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 43  号： 14  ページ： 2348-2359  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気象モデルを用いて気象場のインプットを計算する大気拡散モデルを利用して,夏季の典型的な晴れた日に対して観察された大気汚染,特に光化学オキシダントの濃度を再現した。また,光化学オキシダントの濃度に及ぼす都市温度およびVOC放出増加の影響も考えた。以下の結論を得た。モデル化されたNOレベルは観察されたレベルより若干低かったが,本研究で用いた大気拡散モデルは観察された大気汚染レベルを十分モデル化していた。温度の1°C増加は,11%の増加である5.3ppbの最高光化学オキシダント濃度に導くことを温度データの解析が示した。さらに,植生由来のVOCの増加による光化学オキシダント濃度に及ぼす影響は,光化学反応の増加による効果の倍以上であることを見出した。温度および光化学オキシダント濃度は,最大3°Cの温度増加に対する線形関係を示した。最大3°Cまで温度が増加したとき,光化学オキシダントの濃度は19ppb増加する。光化学オキシダントの濃度は植生由来のVOCの影響により午後に30ppb高く,比較的植生の少ない都市域でさえ植生由来のVOCは光化学オキシダント濃度に対し強い影響をもつことを光化学オキシダント濃度に及ぼす植生由来のVOCの影響の解析が示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *大気汚染 ,  *光化学汚染物質 ,  *都市気象 ,  *温度 ,  気象 ,  モデル ,  大気拡散モデル ,  揮発性有機化合物 ,  一酸化窒素 ,  モデリング ,  植生 ,  光化学反応 ,  *光化学オキシダント
準シソーラス用語： VOC【化合物】 ,  モデル化

分類 (4件)： 大気汚染一般  (SB03010B) ,  気圏環境汚染  (SB03020M) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  有害ガス調査測定  (SB03050T)

タイトルに関連する用語 (2件)： 光化学オキシダント ,  都市