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J-GLOBAL ID：200902247872452955   整理番号：08A1106363

相互相関関数の絶対値を不変とする直交周期複素数系列セットの族

著者 (2件)： 大上健二 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  宇戸寿幸 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 A  (IEICE Transaction on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (Japan Edition))
巻： J91-A  号： 11  ページ： 1058-1071  発行年： 2008年11月01日 
JST資料番号： S0621A  ISSN： 0913-5707  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,相互相関関数の絶対値を不変とする直交周期複素数系列セットの族を示している。そうして,従来明らかにされている相互相関の尖頭値が最小な直交周期複素数系列セットや周期的な零相互相関範囲を有する直交周期複素数系列セットがその相互相関関数の絶対値を不変とする直交周期複素数系列セットの族の要素であることを用いて,相互相関の尖頭値が最小な新しい直交周期複素数系列セットや周期的な零相互相関範囲を有する新しい直交周期複素数系列セットを生成している。最後に,本論文で導出した周期的な零相互相関範囲を有する新しい直交周期複素数系列セットを用いて,零シフトを含むシフト区間で零相互相関範囲を有する新しい直交周期複素数系列セットが生成できることを明らかにしている。(著者抄録)

シソーラス用語： *スペクトル拡散通信 ,  *通信信号 ,  *信号発生 ,  相互相関関数 ,  Fourier変換 ,  因数分解 ,  符号理論 ,  離散Fourier変換 ,  素因数分解
準シソーラス用語： *拡散符号 ,  直交周期複素数系列セットの族

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  通信方式一般  (ND07010E)

引用文献 (28件)：

• R. C. Dixon, Spread Spectrum System, John Wiley & Sons, New York, 1976.
• 丸林元, 中川正雄, 河野隆二, スペクトル拡散通信とその応用, 電子情報通信学会, 東京, 1998.
• 松井甲子雄, 電子透かしの基礎, 森北出版, 1998.
• 岡田真, 宇戸寿幸, 大上健二, “JPEG2000圧縮耐性を持つ多重スミア画像電子透かし法,”信学技報, SIP2004-136, March2005.
• C. E. Cook and M. Bernfeld, Radar Signals, Academic Press, New York, 1967.

タイトルに関連する用語 (6件)： 相互相関関数 ,  絶対値 ,  不変 ,  周期 ,  複素数 ,  系列