抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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計算機ハードウェアの性能に左右されないでソフトウェアの実行速度を調整できれば,サービスの利便性は向上する。また,実行速度の調整により,DoS攻撃の影響を抑制でき,DoS攻撃からの復旧に役立つと考えられる。一方,プログラムは,ユーザモードとスーパバイザモードの2つのモードで走行する。このため,プログラムの走行モードを考慮することで,精度の高い実行速度の調整が可能である。本稿では,プログラムの走行モードを考慮した実行速度調整の実現方式を述べる。具体的には,ユーザモードで走行するプログラムの実行速度調整の基本方式とスーパバイザモードで走行するプログラムの実行速度調整の基本方式を述べ,両モードの基本方式を組み合わせた調整方式を述べる。また,プロセスの停止方法と,調整割合の指定法について述べる。さらに,ライブラリとしての実装と評価により,本制御法の特徴と有効性を明らかにする。(著者抄録)