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J-GLOBAL ID:200902255651737982   整理番号:08A0800912

Pyrococcus furiosus由来の超好熱性キチナーゼの三次構造及びキチン結合ドメインによる炭水化物認識

Tertiary Structure and Carbohydrate Recognition by the Chitin-Binding Domain of a Hyperthermophilic Chitinase from Pyrococcus furiosus
著者 (6件):
資料名:
巻: 381  号:ページ: 670-680  発行年: 2008年09月05日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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キチナーゼはα及びβ結晶キチンの両方を効率的に加水分解する超好熱性グリコシダーゼであり;本酵素はPyrococcus furiosusの遺伝子PF1233及びPF1234から操作されたものである。このキチナーゼは特異な構造的特徴を有し,二つの触媒ドメイン(AD1及びAD2)と二つのキチン結合ドメイン(ChBD;ChBD1及びChBD2)を含む。AD2及びChBD2を有する部分酵素も結晶キチンを効率的に加水分解する。本研究では,触媒ドメインの活性が著しく増強したChBD2のNMR及び結晶構造を決定した。二つの四本鎖βシートからなるChBD2の全体構造は典型的なβサンドイッチ構造からなり,低配列類似性にもかかわらず,他の炭水化物結合モジュール2ファミリー蛋白質の構造と類似していた。NMRにより同定されたキチン結合表面は平面であり,酸性残基(Glu279及びAsp281)により隣接された一片の三つの溶媒暴露Trp残基(Trp274,Trp308及びTrp326)を含んでいた。これらの酸性残基は負電荷パッチを形成し,ChBD2の特性であった。変異誘発分析により,疎水性相互作用は結晶キチンの認識に支配的であり,酸性残基はセルロースの認識と比較するとキチンに対するChBD2の高い基質特異性に関与することを示した。これらの結果から高熱安定性ChBDの一次構造を与え,蛋白質-炭水化物認識の機構への新洞察をもたらした。これはバイオマスの利用技術の開発に重要であった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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