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J-GLOBAL ID：200902266909720607   整理番号：09A0400500

IT機器を使ったコミュニケーション支援-記憶障害・認知症のために-

著者 (4件)： 安部伸治 (ATR知能ロボティクス研) ,  内海章 (ATR知能ロボティクス研) ,  米澤朋子 (ATR知能ロボティクス研) ,  山添大丈 (ATR知能ロボティクス研)
資料名： 画像電子学会誌  (Journal of the IIEEJ)
巻： 38  号： 2  ページ： 176-182  発行年： 2009年03月25日 
JST資料番号： S0815A  ISSN： 0285-9831  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 記憶障害者や認知賞患者のコミュニケーションを活性化し,介護家族を支援する情報セラピーインタフェイスの実現を目指し,要素技術とこれらを組合せた支援システムを開発している。また,老化や認知症などによって引きこもりがちな高齢者に対する社会参加を創製するコミュニケーション視線システムも開発している。本稿は,まず,情報セラピープロジェクトを問題意識,意図検出と刺激提示情報,およびコミュニティプラットフォーム(CPF)に分けて概説した。次に,人物動作解析,顔の方向検出,視線検出に分けて意図検出手法の概要を述べた。最後に,思い出ビデオ,この制作支援ツールなどを含む刺激提示手法とCPFを略述した。

シソーラス用語： コミュニケーション ,  *ユーザインタフェイス ,  記憶障害 ,  認知症 ,  プロジェクト ,  *障害者 ,  活性化 ,  視線 ,  画像処理システム ,  プラットフォーム【計算機】
準シソーラス用語： IT機器 ,  意図 ,  高齢者 ,  支援システム

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (10件)：

• KUWAHARA, N. Semantic Synchronization : Producing Effective Reminiscence Videos. 4th International Semantic Web Conference (ISWC2005) Demo Papers. 2005
• MCCARTHY, M. Fractionating the Neglected Space : The Relevance of Reference Frames for Defining Left and Right in Spatial Neglect. Cortex. 2002, 38, 465-477
• 山鳥清. 神経心理学入門. 1985
• 石田彩. 高次脳機能障害者のビデオ視聴行動の観察と情報セラピーインタフェースのための映像コンテンツ切り替え法. ヒューマンインタフェース学会論誌. 2006, 8, 1, 157-166
• 山添大丈. 顔画像特徴点追跡による単眼視線推定. 映像情報メディア学誌. 2007, 61, 12, 1750-1755

タイトルに関連する用語 (5件)： IT機器 ,  コミュニケーション ,  支援 ,  記憶障害 ,  認知症