抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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柑橘の消費者向けネット販売の実態を,出荷組織のネット販売開始の目的と経緯について比較検討した。愛媛県の農協系統の出荷団体である「県農愛媛」,西宇和農業協同組合,およびこの農協管内で最優秀産地の一つとされる真穴柑橘協同選果部会を対象とした。県農えひめは販売に特化したサイトとは言い難いが,ネット販売は新規販売チャネルの一つであった。ネット販売は必ずしも成功したとはいえなかった。またネット販売に特化したサイトであるJA西宇和は,初期投資にかかった費用より事業利益が上回っており,リピーターの増加から認知度向上の成果もみられた。また顧客の要求などの情報を全職員へ還元し,職員の意欲向上に寄与している。しかし情報活用の目的の一つであった各共同選果場や生産者との連携はあまりみられなかった。最後にネット販売でも特に消費者へ歩み寄りを行ったわけではない真穴共選の口コミによる宣伝の波及効果は,非常に大きいといえた。