抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2006年10月上旬,東京湾に低気圧に伴う高波や高潮をもたらした。この低気圧に伴う気象擾乱の影響が過ぎ去った時間帯に,潮位偏差60cmの異常潮位が発生した。本研究では,過去の潮位・風・波浪・気圧の各データを分析し,銚子沿岸での潮位偏差の出現特性と東京湾内への陸棚波伝播の有無や発生頻度,伝播速度,継続時間等を調べた。これらの分析に基づいて,将来海面上昇が顕著となった場合の沿岸防災対策上の諸影響についての考察を試みた。なお,本研究では横浜港を東京湾の代表地点として検討を進めた。銚子地点での高潮偏差を引き起こす物理的要因としては,気圧低下と北寄りの風に伴うエクマン輸送の効果が大きく寄与していると考えられる。また,過去の潮位データ分析によると銚子から横浜へと伝播する陸棚波を合計7ケース確認した。