抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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液晶とは,液体の流動性と固体の光学的性質を併せ持つものであり,ディスプレイ素子といった表示素子等の種々の用途で使用される。とりわけ,ディスプレイ技術の発展には,パネルに封入された液晶分子の性質のみならず,液晶分子の配向状態,基板の表面状態についても詳しく知る必要がある。そして,光第二次高調波発生法(Second Harmonic Generation:SHG)では,分子の傾斜角度などを解析でき,液晶材料の調査において有用である。これまでに,大気中において液晶分子である5CB(4-cynao-4’-penytylbiphenyl)を基板に蒸着させ,その際に,基板表面に発生する表面電位の測定を行ってきた。本稿では,蒸着間隔を5分に固定し,基板温度,電極金属を変化させ,5CBによる電極界面近傍の膜分子界面配向状態の測定結果を報告した。本調査では,基板温度変化時,蒸発源温度変化時,並びに,電極金属変化時の表面電位則定を行い,基板温度変化,蒸発源温度変化,電極金属変化について検討した。そして,観測された表面電位の飽和は,各電極基板にネマティック相の膜が形成され,表面に対して5CB分子が持つ双極子により,互いを打ち消し合い,表面電位が上昇できないことによるものであることが分かった。