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J-GLOBAL ID：200902292086893366   整理番号：09A0480873

光励起Mott絶縁体から格子振動へのエネルギー移動の結合依存速度

Coupling-dependent rate of energy transfer from photoexcited Mott insulators to lattice vibrations

著者 (3件)： YONEMITSU Kenji (Inst. Molecular Sci., Okazaki, JPN) ,  YONEMITSU Kenji (Graduate Univ. Advanced Studies, Okazaki, JPN) ,  MAESHIMA Nobuya (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 79  号： 12  ページ： 125118.1-125118.6  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強い電子-格子相互作用を持つ物質が長い減衰時間を持つという事実は,電子-電子相互作用が主に減衰過程の原因であること,または新タイプの電子-格子相互作用が減衰時間を決定するポーラロン形成の原因と競合すること,のいずれかを示唆する。本論では,変調Coulomb斥力強度を変調する電子-格子相互作用を導入することによって後者の可能性を示唆した。これらの相互作用は,基底状態の対称性に関係なく,フォノンへのエネルギー移動を可能にする。移動積分を変調する電子-格子相互作用が増加するにつれて,二量化が高まり,Coulomb斥力強度を変調するフォノンへのエネルギー移動が減少することが古典的フォノンを用いて判明した。

シソーラス用語： 光ポンピング ,  *誘電体 ,  *格子振動 ,  *エネルギー移動 ,  結合 ,  速度 ,  振電相互作用 ,  減衰時間 ,  ポーラロン ,  Coulomb相互作用 ,  斥力 ,  基底状態 ,  対称性 ,  フォノン ,  二量化 ,  *Mott-Hubbard絶縁体
準シソーラス用語： *Mott絶縁体 ,  振動ー電子相互作用

分類 (2件)： 金属-絶縁体転移  (BM02110T) ,  結晶中のフォノン・格子振動  (BL03020Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光励起 ,  Mott絶縁体 ,  格子振動 ,  エネルギー移動