抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ガラスの分相現象を利用した複合材料の作製について述べた。初めに,ガラスの分相現象について解説し,この現象がガラス内での非混和状態が熱力学的に安定な状態になることで生じ,この分相が自由エネルギーの安定化のために自発的に生じるスピノーダル分解機構と核生成-成長機構とがあることを示した。次に,この現象を利用した機能性材料の作製の事例として,分相組織の延伸による機能性材料および酸化鉄-チタニア系微粒子分散複合材料を示した。後者については,組成と保磁力あるいは電気伝導率の関係を示し,組成によってこれらの特性を制御できることを明らかにした。