抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,科学技術計算で使用されるデータが大規模化しており,データインテンシブアプリケーションのファイルアクセス性能の向上がより重要となっている。既存研究では,ファイルキャッシュや複製を行うことにより向上を図っているが,消費ストレージ容量やファイル転送時間が増大するという問題がある。そこで,我々は,これらの問題を解決するため,仮想計算環境を想定したファイルアクセスの高速化手法を提案する。具体的には,仮想マシンのマイグレーションとファイルアクセスを性能とファイルアセクスの依存関係に基づきモデル化し,有向非循環グラフ(DAG)として表現し,DAGに対する最短経路問題として帰着することで,ファイルアクセスを行うために最適な仮想マシンの位置を決定し,アプリケーションの実行中に仮想マシンを動的に再配置する。提案手法のプロトタイプを実装し,実アプリケーション(BLAST)を用いて実験を行った結果,仮想マシンを移動させない手法に比べ最大23%,ファイルの存在する場所へ毎回移動しローカルアクセスを行う手法に比べ最大41%のアプリケーションの実行時間を削減し,提案手法の有効性を確認した。(著者抄録)