抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,HMM音声合成における音素継続時間長モデルの話者適応法を提案する。提案手法は,数量化I類に基づくモデルの平均値を変換することで適応化を行う。客観評価実験を行ったところ,提案手法は5文程度で適応効果が収束することが確認された。また主観評価実験を行ったところ,5文で適応したモデルと470文で学習したモデルでほぼ同程度の自然性と個人性が認められた。さらに,音素継続時間長モデル,F
0パターン生成モデルを平均値変換によって適応し,ケプストラムモデルをSMAPLR適応したモデルから音声合成を行い主観評価実験を行った。その結果,20文で話者適応したモデルによる音声と470文で学習したモデルによる音声に,ほぼ同程度の自然性と個人性が認められた。これより,提案手法が自然性と個人性に優れた韻律モデル適応法であることが確認された。(著者抄録)