抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気自動車や燃料電池自動車にはモータが搭載されており,そのモータ内にある永久磁石の着磁方法は鉄のヨークを使用するので,その飽和磁束密度の影響で2T以上の着磁磁場を発生することが困難になっている。一方,高性能な希土類磁石の着磁には2.5T以上の磁場が必要とするため,モータ自体の設計自由度を下げることになる。高温超伝導バルク磁石(以下バルク磁石)は,3Tもの強磁場を捕捉することができ,在来のパルス着磁で発生してしまう熱や,冷却用の大量の水が必要ないために安全に着磁を完了することができる。本報告ではバルク磁石による,新たな着磁方法の提案をねらう。今回はバルク磁石を用い,長さ76mmの試料に10 mm間隔で静磁場着磁を施し,試料表面に完全に着磁された8つの磁極をN・S交互に着磁することに成功したので報告をする。