抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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太陽地球系科学分野(STP)データからの以上検出の応用の先駆けとして地上磁場データからのsubstorm precursor検出問題を検討した。substormとは,夜側地球磁気圏から磁力線に沿って振り込んだプラズマ粒子が,地球の中性大気と衝突し,夜間オーロラ帯の広範囲でオーロラを発光させる現象である。オーロラ発光強度が1分程度の間に爆発的に増強する現象をaurora breakupと呼ばれ,その後数10分にわたって発光領域が拡大していく期間をsubstorm爆発相と呼ぶ。breakupは地球磁気圏と太陽風との相互作用の結果生じるエネルギー蓄積・解放プロセスと考えられているがその発生機構はSTP分野における最大難関である。substorm breakupの1~3分前に夜間オーロラ帯の地上磁場変動に現れるとされる初期(precursor)は,その挙動を時系列モデルで表現することは現状では難しい。Precursor開始の同定には直接状態空間モデルを使用しない方法で時系列の構造変化を検出することが必要である。特異スペクトル分析法(SAS)を使用し,時系列データにおける変化点を見いだす。本研究では変化度スコアが事前に設定した閾値を超えかつ極大となる時刻を変化点と定義し環太平洋地磁気観測網のKTNで観測された地上磁場データにSSAを応用した変化点検出を適用した結果を示した。