特許
J-GLOBAL ID:201003063920639362

高等植物のプロモーター活性の解析用ベクター及びその利用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 下田 昭 ,  赤尾 謙一郎
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2007071085
公開番号(公開出願番号):WO2008-059711
出願日: 2007年10月30日
公開日(公表日): 2008年05月22日
要約:
【課題】 高等植物でのプロモーターを定性的かつ定量的に解析のための相同組換えによるノックイン法の開発が強く望まれていた。 【解決手段】 本発明は、T-DNA由来のRBとLBとの間に下記の要素をRBから下記の順に含むことにより構成された、高等植物のプロモーター活性の解析用ベクターである。(1)発現可能に存在させた、第一のネガティブ選抜マーカー遺伝子(2)宿主ゲノム中の標的プロモーターの3’末端を含む500〜6000bpの塩基配列から成る第一の相同組換え領域(3)その開始コドンが前記プロモーターの3’末端から所望の間隔離れたレポーター遺伝子(4)発現可能に存在させたポジティブ選抜マーカー遺伝子(5)宿主ゲノム中の前記第一の相同組換え領域に続く500〜6000bpの塩基配列から成る第二の相同組換え領域(6)発現可能に存在させた、第一のネガティブ選抜マーカー遺伝子と同一であってもよい第二のネガティブ選抜マーカー遺伝子 このベクターを用いて抽出しやすい組織などで高発現するプロモーターを検索することにより、有用タンパク質遺伝子や有用物質生産に係る遺伝子をつなげ、有用タンパク質を大量生産すること等ができる。 【選択図】 なし
請求項(抜粋):
T-DNA由来のRB(Right Border配列)とLB(Left Border配列)との間に下記の要素をRBから下記の順に含むことにより構成された、高等植物のプロモーター活性の解析用ベクター。 (1)発現可能に存在させた、第一のネガティブ選抜マーカー遺伝子 (2)宿主ゲノム中の標的プロモーターの3’末端又は標的遺伝子の5’領域を含む500〜6000bpの塩基配列から成る第一の相同組換え領域 (3)その開始コドンが前記標的プロモーターの3’末端から所望の間隔離れたレポーター遺伝子 (4)発現可能に存在させたポジティブ選抜マーカー遺伝子 (5)宿主ゲノム中の前記第一の相同組換え領域に続く500〜6000bpの塩基配列から成る第二の相同組換え領域 (6)発現可能に存在させた、第一のネガティブ選抜マーカー遺伝子と同一であってもよい第二のネガティブ選抜マーカー遺伝子
IPC (4件):
C12N 15/09 ,  A01H 1/00 ,  A01H 5/00 ,  C12Q 1/02
FI (4件):
C12N15/00 A ,  A01H1/00 A ,  A01H5/00 A ,  C12Q1/02
Fターム (17件):
2B030AA02 ,  2B030AB04 ,  2B030AD08 ,  2B030CA17 ,  2B030CB01 ,  4B024AA08 ,  4B024AA11 ,  4B024BA80 ,  4B024CA02 ,  4B024DA01 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B063QA08 ,  4B063QQ04 ,  4B063QR33 ,  4B063QS05 ,  4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 高等植物のゲノム改変法
    公報種別:再公表公報   出願番号:JP2002008506   出願人:日本たばこ産業株式会社, シンジェンタリミテッド

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