特許
J-GLOBAL ID:200903078574628380
高等植物のゲノム改変法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (6件):
社本 一夫
, 増井 忠弐
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 村上 清
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2002008506
公開番号(公開出願番号):WO2003-020940
出願日: 2002年08月23日
公開日(公表日): 2003年03月13日
要約:
高等植物では高効率かつ高再現性を実現することが難しいとされてきた、相同組換えを利用したゲノム配列の一部を所望の配列に改変する技術を確立した。本発明により、高等植物が本来持つゲノム配列をターゲットとして、本来の遺伝子座位を変えることなく、高効率かつ再現性良く相同組換えが起こる個体を獲得することができる。更に、特定の遺伝子を自由自在に改変した形質転換植物を作出し、遺伝子の機能解析やゲノム動態の変化に伴った遺伝子発現の機構解明に貢献することができる。
請求項(抜粋):
T-DNA由来のBR(右ボーダー配列)とBL(左ボーダー配列)の間に、下記の要素を、BRから下記の順に含んでなる、相同組換えにより高等植物のゲノムを改変するための遺伝子構築物:
(1)発現可能に存在させた、第一のネガティブ選抜マーカー遺伝子、
(2)宿主ゲノム中の標的遺伝子と相同組換えさせる遺伝子の5’領域を組み込むための第一のクローニング部位、
(3)発現可能に存在させたポジティブ選抜マーカー遺伝子、
(4)宿主ゲノム中の標的遺伝子と相同組換えさせる遺伝子の3’領域を組み込むための第二のクローニング部位および
(5)発現可能に存在させた、第一のネガティブ選抜マーカー遺伝子と同一であってもよい第二のネガティブ選抜マーカー遺伝子。
IPC (2件):
FI (2件):
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