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J-GLOBAL ID:201102210823125202   整理番号:11A0566700

透過型電子顕微鏡法のその場測定による鉄-パラジウム合金ナノ粒子の秩序-無秩序転移

Order-disorder transformation in Fe-Pd alloy nanoparticles studied by in situ transmission electron microscopy
著者 (3件):
資料名:
巻: 519  号: 10  ページ: 3305-3311  発行年: 2011年03月01日 
JST資料番号: B0899A  ISSN: 0040-6090  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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鉄-パラジウム合金ナノ粒子の秩序-無秩序転移をその場測定による透過型電子顕微鏡法(TEM)と電子線回折法により調べた。転移は粒度依存であり,その転移温度はバルクの合金より低かった。転移は連続的に進むが,むしろ温度上昇と共に急激に進み,バルクの合金で見られた一次相転移でもナノ粒子のシミュレーションから予測された逐次相転移でもなかった。実験結果からこの連続性は粒度と合金組成両者の分布による転移温度の分布に起因することが示された。ナノビーム電子線回折(NBD)パターン強度の定量的解析により無秩序なナノ粒子中に短距離秩序(SRO)が存在することが示された。転移温度以上での弱い残留超格子反射にはSROだけでなく粒度分布が関与する。高分解能TEM法(HRTEM)のその場観察によりSROの存在が示され,NBDで得られた結果と一致した。無秩序は必ずしもナノ粒子表面からその中心に連続的に進行するのではないことが示された。無秩序状態が冷却により秩序化することがHRTEMのその場観察により認められ,SROの成長に起因する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
構造決定法・回折結晶学一般  ,  電子回折法  ,  顕微鏡法  ,  金属の結晶構造  ,  金属の結晶成長 

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