抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
題記に関して,関西大学におけるプロジェクトの進展状況の概要を紹介した。1)電池およびキャパシタを高性能化する材料技術については,将来型リチウムイオン電池用材料の開発,電気化学キャパシタ材料の開発および新たな電荷蓄積システムの提案を行った。2)白金ナノ構造体基板を利用した表面支援レーザー脱離イオン化質量分析では,電極界面に存在する充放電生成物質の高感度分析を可能にする質量分析技術の開発を行った。3)次世代型蓄電デバイスへの利用を目的とした有機化合物群の創出では,環状モノチオカーボネート合成とその電解液用添加剤の検討とフェナレニル骨格を有するベンズアントロンの選択的置換基導入法の開発を行った。4)蓄電デバイス用無機材料の設計では,複合オキソ酸Li
4SiO
4-Li
3PO
4系イオン伝導性と遷移金属導入による電子伝導性付与,および遷移金属導入によるLiイオンの挿入・脱離反応の検討を行った。5)新規水素貯蔵材料の開発およびその物性評価では,LiBH
4-MgH
2-Al系とLi(Na)H-LiNH
2系の検討を行った。それぞれの項目について研究動向の概要を説明した。