文献

J-GLOBAL ID：201102244956139941   整理番号：11A0154764

DNA塩基除去修復の直接解析のための多用途なDNAナノチップ

A Versatile DNA Nanochip for Direct Analysis of DNA Base-Excision Repair

著者 (6件)： ENDO Masayuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ENDO Masayuki (Japan Sci. and Technol. Corp. (JST), Tokyo, JPN) ,  KATSUDA Yousuke (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HIDAKA Kumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SUGIYAMA Hiroshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SUGIYAMA Hiroshi (Japan Sci. and Technol. Corp. (JST), Tokyo, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 49  号： 49  ページ： 9412-9416  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNAと酵素の反応の原子間力顕微鏡による直接観察において,安定な解析のための足場の開発が求められている。本研究では,DNAのナノスケールの足場中に張力調整性のdsDNA基質を作成した。このDNAナノチップにより,8-オキソグアニングリコシラーゼ1とT4ピリミジンダイマーグリコシラーゼのグリコシル化/AP化反応の過程での二重らせんの折り曲げにおけるDNA鎖の弛緩の重要性が明らかになった。このDNAナノチップは酵素の動きの解析に有用で,dsDNA上での反応における酵素の正確な位置や置換をモニターして解析することが可能で,酵素の基質の間の時間分解反応調整をナノスケールの空間分解能で見積もることができることが分かった。

シソーラス用語： *除去修復 ,  *DNAマイクロアレイ ,  原子間力顕微鏡 ,  足場 ,  ナノ構造 ,  DNAグリコシラーゼ ,  ピリミジン二量体
準シソーラス用語： 8-オキソグアニンDNAグリコシラーゼ ,  *DNAチップ

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： DNA ,  塩基除去修復 ,  解析 ,  用途 ,  ナノチップ