文献
J-GLOBAL ID:201102245696725694   整理番号:11A1619579

DNA折り紙構造の光架橋-助力性熱安定性およびそれの高温自己集合への応用

Photo-Cross-Linking-Assisted Thermal Stability of DNA Origami Structures and Its Application for Higher-Temperature Self-Assembly
著者 (8件):
資料名:
巻: 133  号: 37  ページ: 14488-14491  発行年: 2011年09月21日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近のDNA折り紙構造の発展によって,DNAナノ構造テクノロジーはますます注目を浴びている。しかし,この折り紙構造は高温では融解するので,55°C以下の低温でしか使用できない。核酸の安定性を高めるためには架橋剤が有効であることが知られていることから,架橋構造を形成することによってDNA折り紙構造の熱安定性増強が期待できる。本研究では,8-メトキシプソラレン(8-MOP)を用いてDNA折り紙構造のチミンを光架橋した8-MOP架橋体を合成した。この架橋体は約30°Cも熱安定性が改善され,~85°Cまで折り紙構造が保持された。また,低温での非架橋体折り紙と比較して,架橋体は高温での自己集合産物の収量を著しく増大させた。これに対して高温アニーリングにおいては,非架橋体は自己集合することなく,単に非特異的崩壊構造を形成するのみであった。この結果,熱的に安定な8-MOP架橋DNA折り紙構造は様々なデバイスへの応用利用が期待される。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
核酸一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る