抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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過去に大規模な砂利採取とその後の禁止による流出土砂量の大きな変化を経験した阿部川河口域において,静岡清水海岸の経年地形変化を説明するために行った再現計算について報告した。対象区域の海岸線は,阿部川河口近傍から北向きにほぼ直線状の18Km区間であり,漂砂系全体を対象とした。内容は,初めに,これまでの海浜変形の実体を深浅測量データ等から分析し,次いで等深線変化モデルにより海浜変形の再現計算を行った。計算期間は,砂利採取影響前の1968年から2010年までの42年間である。その結果,本モデルにより実測地形変化を良く再現できた。著者等は,本事例のように人為的改変があっても,対策後の自然の復元力が期待できる場合があることを述べた。