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J-GLOBAL ID:201102259202723571   整理番号:11A0575216

α′マルテンサイトミクロ組織を持ったTi-6Al-4V合金の室温延性

Room-temperature ductility of Ti-6Al-4V alloy with α′ martensite microstructure
著者 (8件):
資料名:
巻: 528  号:ページ: 1512-1520  発行年: 2011年01月25日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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α′マルテンサイト・ミクロ組織を持ったTi-6Al-4V合金のミクロ組織,冷間圧延性及び機械的特性を調べて,(α+β)ミクロ組織を持った合金と比較した。1373Kで溶体化処理後,焼入れたTi-6Al-4V合金(今後は1373K STQとする)のミクロ組織は針状のα′ミクロ組織を示した。1223Kで溶体化処理後,焼入れた(1223K STQとする)時には,(平衡相α+α′マルテンサイト)バイモーダル組織を示した。一方,1373Kあるいは1223Kで溶体化後,炉冷した場合(1373K ST-FC及び1223K ST-FC)には,前者はラメラ状の(α+β)ミクロ組織及び後者では等軸の(α+β)ミクロ組織を示した。STQ試料の強度はST-FC試料よりも高いことが割った。1223KSTQ試料は非常に優れた冷間圧延性(40%以上の圧下率)を持ち,ST-FC試料よりも高い引張延性を示した。1223K STQの優れた延性は単一なHCP相(α′及びα)及び等軸のバイモーダル形態によるものと考えられる。1223Kでの溶体化時に,V量の組成分布及びα′相中のAlの減少が優れた延性に寄与している。この研究はα′マルテンサイトミクロ組織を持つ工業的Ti-6Al-4V合金に対し室温での延性を改善する有益な方法と考えられる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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機械的性質  ,  変態組織,加工組織 
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