文献

J-GLOBAL ID：201102269595243644   整理番号：11A0109095

継続概念に基づくCMP向けS/Wスケジューラの評価

Evaluation of the S/W Scheduler for CMP Based on Continuation Model

著者 (3件)： 森山英明 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  乃村能成 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  谷口秀夫 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 278(CPSY2010 25-31)  ページ： 11-16  発行年： 2010年11月05日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 継続概念に基づくCMPでは,サービスを構成するスレッドをハードウェアスケジューラで制御することで,処理の高速な実行を実現している。一方で,ハードウェアスケジューラはready状態になったスレッドから順にFIFOの規則でスケジュールをすることから,スレッドの優先度を考慮した実行ができない。このため,複数のサービスを実行する場合,サービスの優先実行や均等実行を行うには,ハードウェアスケジューラのスレッド制御をソフトウェアによって支援する必要がある。そこで,我々は,ハードウェアスケジューラを支援するソフトウェアスケジューラを提案した。本論文では,提案したソフトウェアスケジューラについて,様々な並列度のサービスを対象に制御したときの評価結果を報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *スケジューリング ,  ソフトウェア ,  *マルチプロセッサシステム ,  マルチスレッド ,  優先順位 ,  システム評価 ,  可制御性 ,  確率モデル
準シソーラス用語： オーバヘッド ,  ソフトウェアスケジューラ ,  *チップマルチプロセッサ ,  ハードウェアスケジューラ

分類 (2件)： オペレーティングシステム  (JD03020J) ,  ディジタル計算機方式一般  (JC02010O)

引用文献 (8件)：

• LO, J. L. Converting thread-level parallelism via simultaneous multithreading. ACM Trans. Computer System. 1997, 15, 3, 322-354
• HAMMOND, L. The Stanford Hydra CMP. IEEE Micro. 2000, 20, 2, 71-84
• 谷口秀夫. OSの処理を多く含む並列処理の効率化を指向した一括システムコール機能. 情処学論. 2003, 44, SIG01, 81-92
• LEE, B. Dataflow Architectures and Multithreading. IEEE Computer. 1994, 27, 8, 27-39
• AMAMIYA, M. An architecture of fusing communication and execution for global distributed processing. Parallel Processing Letters. 2001, 11, 1, 7-24

タイトルに関連する用語 (5件)： 継続 ,  概念 ,  CMP ,  スケジューラ ,  評価