抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在のロボットでは,画像認識の研究が進んでいるが,音声認識はほとんど進んでいない。これに対し,著者らは,ロボットの耳で開くという「ロボット聴覚」を提案してきた。そして,音源定位,すべての音源を分離する音源分離,および分離音を認識する音声認識の研究に取りくんできた。今回,これを利用した,10人の同時発話が理解できる「聖徳太子ロボット/コンピュータ」の実現を目指している。混合音声を聞き分ける処理は,音環境理解(CASA)と呼ばれ,最近研究が活発になっている。CASAでは,音源定位,音源分離,分離音認識を要素技術として使用して多数の人の声を聞き分ける。しかし,これをシステムとして組み上げていくには,これらの要素技術を統一的に提供する必要がある。本稿では,組み込みシステムのためのロボット聴覚オープンソフトウエアHARKについて概説する。