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J-GLOBAL ID:201102281999442217   整理番号:11A1368429

テトラチアフルバレン-p-クロラニルにおける格子及び分子フォノンが光誘起中性-イオン間転移動力学に及ぼす影響

Effects of Lattice and Molecular Phonons on Photoinduced Neutral-to-Ionic Transition Dynamics in Tetrathiafulvalene-p-chloranil
著者 (3件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 084707.1-084707.7  発行年: 2011年08月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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混合積層電荷移動錯体テトラチアフルバレン-p-クロラニル(TTF-CA)における中性-イオン転移付近の電子状態及び光誘起電荷動力学について,伝達積分を変調する格子フォノンへのPerierls結合及び,サイトエネルギーを変調する分子振動へのHolstein結合の効果をレビューした。前者,つまり,Peierls結合により,イオン相が安定化して,相転移中の不連続性が減少するが,後者,つまり,Holstein結合により,中性相が安定化して,相転移中の不連続性が拡張する。実験によって観測されたイオン性,光学伝導性,及び,光誘起電荷動力学を再現するには,両結合が定量的に重要である。とりわけ,高安定中性相を形成する強いHolstein結合は,イオン相がイオン性の高いMott絶縁体となるのに欠かかせない。観測された光誘起電荷動力学との比較から,転移温度より高温での中性相における格子二量化のストリングが存在することが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固相転移  ,  光伝導,光起電力 

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