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J-GLOBAL ID：201102285365103695   整理番号：11A0558261

複合材ロケット構造の開発

Development of Composite Structures for Launch Vehicles

著者 (6件)： 杵淵紀世志 (宇宙航空研究開発機構) ,  夘沢俊行 (GHクラフト) ,  舘伊佐夫 (IHIエアロスペース) ,  西元美希 (宇宙航空研究開発機構 計算・情報工セ) ,  井川寛隆 (宇宙航空研究開発機構) ,  紙田徹 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 77  号： 773  ページ： 81-89 (WEB ONLY)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ロケットにおける機体構造の軽量化は搭載ペイロード質量の増加に繋がる。そのため従来の金属構造に代わり,世界的にCFRPを中心とした複合材構造がロケットに適用され始めている。本稿ではこのような背景を受け,CFRP製のロケット機体主構造を設計するとともに,部分モデルを制作し,荷重試験を実施した。従来のアルミ合金のセミモノコック構造と比して半分程度の軽量化を実現した。試験では光ファイバによるひずみの連続分布計測,レーザトラッカによる三次元変位計測を行い,FEM解析結果と合わせて試験結果を多角的に検証するとともに,供試体の健全性,設計妥当性等を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *複合材料 ,  *ロケット ,  機体 ,  構造 ,  *軽量化 ,  炭素繊維 ,  繊維強化プラスチック ,  荷重 ,  試験 ,  アルミニウム合金 ,  光ファイバ ,  歪測定 ,  変位測定 ,  有限要素法 ,  *改変 ,  計測

分類 (2件)： ロケット・ミサイル  (QK07000R) ,  宇宙飛行体材料,航空機材料  (YH06070I)

引用文献 (8件)：

• (1) 小野田淳次郎,峯杉賢治,“M-V型ロケットの構造・機構”,宇宙科学研究所報告,特集第47号,pp. 25-84, 2003.
• (2) 前村孝志,後藤智彦,秋山勝彦,二村幸基,渡邉篤太郎,“H-IIAロケットの新技術と初号機打上げ結果”,三菱重工技報,Vol. 39, No. 1, 2002.
• (3) 福野一郎,安永芳文,菅原正彦,松本博之,“H-2Aロケット用高度化衛星フェアリングの開発”,川崎重工技報,第146号,pp. 34-37, 2001.
• (4) Smith, J., Evolved Composite Structures for Atlas V, 38th AIAA/ASME/SAE/ASEE Joint Propulsion Conference and Exhibit, AIAA paper 2002-4201, Indianapolis, Indiana, 2002.
• (5) Chavagnac, C., Poincheval, C., Iranzo-Greus D., Kruger, J., and Bouaziz, L., “The Future of European Heavy-Lift Launchers over the Next Fifteen Years,” 57th International Astronautical Congress, IAC-06-D2.2.02, Valencia, Spain, 2006.

タイトルに関連する用語 (3件)： 複合材 ,  ロケット ,  開発