抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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液体ヘリウムで冷却して使用するLTS-SQUIDを用いた磁化率計は広く用いられている。しかし,LTS-SQUIDを冷却するためには,大きな冷却システムが必要であった。そこで,液体窒素で動作するHTS-SQUIDを用いた小型の交流磁化率計を開発した。今回,検出コイルとして常電導1次微分コイルを用いたシステムを構築した結果,検出する環境磁場が小さくなり,出力を安定化させることに成功した。開発したシステムの応用として,強磁性体と反磁性体が混合しているモルタルを測定した結果,反磁性体であるモルタルの含水量を測定できた。(著者抄録)