抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,レアメタルはその希少性や価格の高騰などの問題から,代替戦略や循環戦略などの「元素戦略」の重要性が指摘されている。古くから材料として使用されている合金は,金属工学や金属組織学として活発な研究がなされてきた。しかし,バルク状態で相分離する合金については材料として活用されることが少なく,特に液体状態でさえも相分離する系は未開拓な研究対象である。そのような例の1つとして銀-ロジウム系がある。周期表上において,ロジウムと銀はレアメタルであるパラジウムの両隣に存在するため,銀とロジウムの固溶体はパラジウムに似た性質を示すことが期待される。本稿では,銀-ロジウム固溶体合金ナノ粒子の合成と水素吸蔵特性を紹介する。(著者抄録)