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J-GLOBAL ID：201102292325484242   整理番号：11A1269893

ネマチック液晶のアンカーリング表面としての高密度ポリ(メチルメタクリル酸)ブラシ

High-Density Poly(methyl methacrylate) Brushes as Anchoring Surfaces of Nematic Liquid Crystals

著者 (8件)： TOKITA Masatoshi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  SATO Osamu (LG Display Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  INAGAKI Yusuke (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  NOMURA Akihiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TSUJII Yoshinobu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KANG Sungmin (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  FUKUDA Takeshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  WATANABE Junji (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 50  号： 7,Issue 1  ページ： 071701.1-071701.5  発行年： 2011年07月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高密度ポリ(メチルメタクリル酸)(PMMA)ブラシ上のネマチック液晶(LC)の配向を調べた。PMMA鎖を0.299鎖/nm²の密度で融合した2個の基板からなるセルにネマチックLCを注入した。縮退したプレーナ配向が見られ,1Tの磁場下で120°Cから冷却すると一様になった。雰囲気温度で,整列したLCセルを面内スイッチングモードで駆動すると,典型的電気光学特性を示し,これは磁場方位に平行な方向子をもつブラシにLC分子がアンカーしていることを示唆する。対照的に,65°C以上の温度では,長時間駆動したセルの透過率は,時間依存性を示し,アンカーリング方向が電場方向に回転することを示唆した。このようなLCの温度依存的アンカーリングは,PMMAブラシの粘弾性に関係すると推論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ネマチック相 ,  *アンカリング【液晶】 ,  *ポリメタクリル酸メチル ,  *ブラシ ,  *電気光学効果 ,  密度 ,  *分子配向 ,  温度依存性 ,  粘弾性 ,  高密度 ,  機械的性質
準シソーラス用語： PMMA

分類 (1件)： ネマチック相  (BK03020W)

引用文献 (20件)：

• 1) M. Ejaz, S. Yamamoto, K. Ohno, Y. Tsujii, and T. Fukuda: Macromolecules 31 (1998) 5934.
• 2) M. Ejaz, K. Ohno, Y. Tsujn, and T. Fukuda Macromolecules 33 (2000) 2870.
• 3) S. Yamamoto, M. Ejaz, Y. Tsujn, M. Matsumoto, and T. Fukuda: Macromolecules 33 (2000) 5602.
• 4) S. Yamamoto, M. Ejaz, Y. Tsujn, M. Matsumoto, and T. Fukuda: Macromolecules 33 (2000) 5608.
• 5) S. Yamamoto, Y. Tsujn, and T. Fukuda: Macromolecules 35 (2002) 6077.

タイトルに関連する用語 (5件)： ネマチック液晶 ,  アンカーリング ,  高密度 ,  酸 ,  ブラシ