抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
津波の実態を把握するためには,浸水域の正確な調査を行うことが重要である。本研究では,沿岸域の土壌の化学的特性を用いた調査方法の有効性を提示する。対象とした津波は,2010年チリ津波であり,余震域南部に相当するチリ太平洋沿岸の18地点から46個の土壌サンプルを採取して調査を行った。分析内容は,土壌を処理した溶出水の電気伝導度,pH,及び水溶性イオン濃度の計測である。分析の結果,浸水域内と域外の土壌では,電気伝導度といくつかのイオン濃度に明確な差異が見出された。以上から,津波による浸水域内と域外を土壌分析から判別する方法として,簡易的には電気伝導度の計測値を用いること,さらに確実な方法として,臭化物イオン,塩化物イオン,ナトリウムイオン各濃度の計測値を用いることが推奨される。