抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,仮想計算機(VM:Virtual Machine)技術の発達に伴い,仮想クラスタを異なる拠点間で移送する拠点間移送に関心が高まりつつある。しかし,仮想クラスタの移送では,データサイズの大きいVMディスクイメージを多数転送する必要があるため,移送時間が長くなることが問題である。そこで,本研究においては仮想クラスタを構成する複数のVMディスクイメージ間には重複内容が多いことに着目し,これらの重複内容の除去を行うことにより,移送時間の削減を図った。具体的には,重複除去の手法として,ローカル重複除去,多段階重複除去の2種類の重複除去手法を提案し,これらを実行するためのプログラムの実装を行った。本研究では,これらの実装したプログラムの処理時間の測定を行い,VMのサイズや個数,使用可能帯域幅などの任意の条件下における仮想クラスタ移送時間の推定式を導出した。この推定式を利用することにより,WAN実効帯域幅等の条件に応じて,2種類の重複除去手法,および重複除去を行わずに移送する手法の3種類のうち,いずれが移送時間を最短にするものであるかの決定指針を与えることができた。(著者抄録)