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J-GLOBAL ID:201202250445729683   整理番号:12A1663889

ペロブスカイト型酸化物における強誘電性の起源

Origin of Ferroelectricity in Perovskite-Type Ferroelectric Oxides
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 276-281  発行年: 2012年10月31日 
JST資料番号: G0232A  ISSN: 0369-4585  CODEN: NKEGAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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変位型のペロブスカイト型酸化物CdTiO3におけるCa置換効果を通して,局所的な化学結合の観点からみたソフトモードの微視的な起源に関して,最新の研究成果を基に議論する。Ca置換に伴って誘電率のピークは低温側にシフトし,これは強誘電相がCa置換により抑制されることを示している。得られた結果は,物質中の局所的な共有結合性が,格子振動の不安定化を通して巨視的な強誘電性の発現において重要な役割を担うことを示している。ペロブスカイト型酸化物において,PbTiO3に代表されるように鉛元素を含む物質がひときわ高い強誘電相転移温度と大きな自発分極を示すことが知られているが。これは鉛元素が酸素と近い電気陰性度をもち,Pb-O間に強い共有結合を形成することに起因すると考えられる。現在,非鉛強誘電体の開発が望まれているが,その実現のためには,構成元素の共有結合性にそれほど強く依存しない新しい強誘電性発現機構の開拓が必要だろう。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
強誘電体,反強誘電体,強弾性 
引用文献 (16件):
  • 1) M. E. Line and A. M. Glass: Principles and Applications of Ferroelectrics and Related Materials, Claredon, Oxford (1997).
  • 2) H. Katsura, A. V. Balatsky and N. Nagaosa: Phys. Rev. Lett. 98, 027203 (2007).
  • 3) N. Ikeda et al.: Nature 436, 1136 (2005).
  • 4) 中村輝太郎他:強誘電体と構造相転移, 裳華房 (1988).
  • 5) W. Cochran: Adv. Phys. 9, 387 (1960).
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