抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,異方性の直交粗さを施した表面において,直鎖脂肪酸の吸着分子膜による顕著な摩擦低減効果が発現されることに着目し,直交粗さと吸着分子膜の双方の性質に起因する摩擦低減メカニズムを明らかにすることを目的とした。実験結果より,直交粗さにおける摩擦低減効果は,極性化合物の吸着点となる極性基の種類や数により異なることがわかった。そこで,吸着分子膜と潤滑油の濃度差により浸透圧が発生し,この浸透圧が荷重を分担支持する負荷圧となるという,浸透現象を考慮に入れたアプローチを検討した。このアプローチに基づき,直交粗さにおける摩擦低減効果は,粗さに起因する微視的な流体効果の発生と,高密度分子膜の浸透現象よる荷重負荷圧の発生という双方の性質の相乗作用により発現するというメカニズムを提案した。(著者抄録)