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J-GLOBAL ID:201202258503883702   整理番号:12A0563162

973KでのCo-Ni基超合金におけるSuzuki偏析:フェーズフィールドシミュレーションによる実験および計算研究

Suzuki segregation in Co-Ni-based superalloy at 973K: An experimental and computational study by phase-field simulation
著者 (9件):
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巻: 60  号: 6-7  ページ: 2901-2915  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Co-Ni基超合金におけるSuzuki偏析は長年興味のある話題である。本研究では,広く拡張した積層欠陥(SF)リボンの発達が,室温にて変形後973Kで時効したCo-Ni基超合金で確認された。このことはSuzuki偏析により積層欠陥エネルギー(SFE)が減少することを支持している。3重量%までの様々なNbを含有するCo-Ni基超合金の塑性変形挙動を,Suzuki偏析による動的ひずみ時効に及ぼすNb添加の影響に焦点を当てて検討した。動的ひずみ時効に起因する流動応力の負のひずみ速度依存性が,Nb含有量が増えるに従いより顕著になったが,透過型電子顕微鏡およびエネルギー分散分光分析により偏析元素を検出する試みには成功しなかった。Suzuki偏析のフェーズフィールドシミュレーションによって,積層欠陥においてCrおよびMoの偏析に伴ってNiが著しく枯渇すること,積層欠陥エネルギーは偏析の結果負になること,が示唆された。これは,冷間変形後973Kでの時効により,広い範囲で積層欠陥の形成が実験的に観察されたことと一致している。Nb原子が著しく積層欠陥の中で枯渇すること,および少量のNb添加によりCr偏析が促進することから,おそらくNb添加による動的ひずみ時効の促進が観察された原因である積層欠陥エネルギーのさらなる減少が起きることもまた示唆される。さらに,偏析を伴う,短範囲規則性/面内規則性などの局所的組織変化が,ひずみ時効促進のための追加の可能なメカニズムとして議論された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他の金属組織学 

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