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J-GLOBAL ID：201202274684311034   整理番号：12A1212656

5軸制御マシニングセンタによる円すい台加工と等価な3次元円弧補間運動のボールバー測定における感度解析

Sensitivity Analysis in Ballbar Measurement of 3D Circular Interpolation Motion Equivalent to Cone-Frustum Cutting in Five-Axis Machining Centers

著者 (5件)： 加藤教之 (東京農工大 大学院生物システム応用科学府) ,  堤正臣 (東京農工大 大学院工学研究院) ,  土橋祐 (東京エレクトロン) ,  佐藤隆太 (神戸大 大学院工学研究科) ,  井原之敏 (大阪工大 工)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 791  ページ： 2677-2688 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,円すい台加工と等価な3次元円弧補間運動による5軸マシニングセンタの試験方法について述べている。ボールバーによる測定値と実際の誤差との比を測定の感度係数として定義し,円すい台の半頂角と中心位置を変えたとき,5軸の測定の感度係数の変化を明らかにしている。また,ボールバーの感度方向を,円すい面に垂直にした場合と円すい台底面に平行にした場合の軌跡の違いは,感度係数を考慮するとよく理解できることを示す。さらに,同時5軸制御運動の試験条件として半頂角15°の円すい台の中心位置を傾斜軸に直角な直進軸に平行にずらし,ボールバーの感度方向を円すい台の底面に平行にとって測定したほうがよいことを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *マシニングセンタ ,  加工 ,  切削 ,  計測システム ,  感度解析 ,  *五軸制御マシニングセンタ ,  円錐台 ,  *仕上加工【機械工作】 ,  ボールバー法
準シソーラス用語： 感度係数

分類 (1件)： 切削一般  (QC02010V)

引用文献 (11件)：

• (1) ISO/DIS 10791-6, Machine tools —Test conditions for machining centres— Part 6: Accuracy of speeds and interpolations, (2011).
• (2) NAS 979, Uniform cutting tests — NAS series, metal cutting equipment specifications, (1969), pp.34-37.
• (3) 井原之敏,田中和也,“多軸工作機械での円錐台加工試験に対応したボールバー測定法(第1報)-主軸旋回形5軸MCでのボールバー測定と実加工との比較”,精密工学会誌,Vol.71,No.12 (2005),pp1553-15567.
• (4) 松下哲也,沖忠洋,松原厚,“テーブルチルト型5軸制御工作機械によるテーパコーン加工精度”,精密工学会誌,Vol.74,No.6 (2008),pp.632-636.
• (5) 松下哲也,松原厚,“テーパコーンDBB測定によるテーブル旋回形5軸制御工作機械の幾何偏差の同定と補正”,精密工学会誌,Vo. 77,No.6 (2011),pp. 594-598.

タイトルに関連する用語 (7件)： 5軸制御マシニングセンタ ,  円すい ,  3次元 ,  円弧 ,  補間 ,  運動 ,  感度解析