文献

J-GLOBAL ID：201202278784497734   整理番号：12A1695370

DNAナノ構造における光応答性オリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションと解離およびそれらの可逆的スイッチング行動の単一分子可視化

Single-Molecule Visualization of the Hybridization and Dissociation of Photoresponsive Oligonucleotides and Their Reversible Switching Behavior in a DNA Nanostructure

著者 (7件)： ENDO Masayuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ENDO Masayuki (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  YANG Yangyang (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SUZUKI Yuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HIDAKA Kumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SUGIYAMA Hiroshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SUGIYAMA Hiroshi (JST-CREST, Tokyo, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 42  ページ： 10518-10522  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一分子レベルで二本鎖DNAのハイブリダイゼーションおよび解離を直接観測するために,アゾベンゼン分子を光応答性ドメインとして導入したオリゴヌクレオチドを用いた解析を行った。このオリゴヌクレオチドはUV照射によりスイッチング可能なtrans型とcis型を形成でき,それによりハイブリダイゼーションおよび解離を誘導できる。DNAの構造は高速原子間力顕微鏡により可視化する。この手法を用いることで光に誘導されたオリゴヌクレオチドおよび光応答性ドメインの解離とハイブリダイゼーション,および光スイッチング活性を直接的に測定することができた。ここで用いた手法は様々なDNA構造の変化の分子レベルでの測定に応用可能である。

シソーラス用語： *ナノ構造 ,  光応答性高分子 ,  光照射 ,  *分子ハイブリダイゼーション ,  解離平衡 ,  可視化 ,  *DNA【核酸】 ,  *原子間力顕微鏡 ,  *光スイッチ ,  配座転移
準シソーラス用語： *二本鎖DNA ,  *高速原子間力顕微鏡 ,  分子可視化

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (9件)： DNA ,  ナノ構造 ,  光応答 ,  オリゴヌクレオチド ,  ハイブリダイゼーション ,  解離 ,  スイッチング ,  行動 ,  分子可視化