抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では双方向粒子追跡法とラグランジュ未定乗数法を利用した逆推定法を用いて2008年度1年間における主要3河川から東京湾に流入する漂流ゴミ(葦・草)の流入量を推定した。推定には国土交通省関東地方整備局(関東地整)及び港湾管理者の漂流ゴミの回収量と関東地整が所有する短波海洋レーダによって観測された表層流速データセットを用いた。推定された2008年度の年間流入量は2,115m
3であり,淡水流入量に比べて漂流ゴミの流入量は出水により大きく依存している可能性が示唆された。この年間流入量の39%(832m
3)が関東地整と港湾管理者によって回収され,残りの61%(1,283m
3)が湾外に流出もしくは海底に沈降していると推察された。また,今後,関東地整や港湾管理者による回収事業の効率化を図り,湾内での漂流ゴミの回収量を増やすためには,準リアルタイムに公表されている河川水位と短波海洋レーダによる表層流速データを利用した粒子追跡法に基づく漂流ゴミの回収支援システムが有効であることを指摘した。(著者抄録)