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J-GLOBAL ID：201302216689832366   整理番号：13A1011072

計算核物理

著者 (12件)： 根村英克 (筑波大) ,  清水則孝 (東大 原子核科学研究セ) ,  阿部喬 (東大 原子核科学研究セ) ,  江尻信司 (新潟大) ,  古本猛憲 (理研 仁科加速器研究セ) ,  堀内渉 (北大 大学院理学研究院) ,  板垣直之 (京大 基礎物理学研) ,  藏増嘉伸 (筑波大) ,  中務孝 (理研 仁科加速器研究セ) ,  佐々木勝一 (東北大) ,  住吉光介 (沼津工高専) ,  大西明 (京大 基礎物理学研)
資料名： 原子核研究
巻： 57  号： Supplement 2  ページ： 275-312  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： G0084A  ISSN： 0367-4169  CODEN： GEKEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2010年9月に核物理懇談会総会で核実験・理論合同のプロジェクトとして承認され,同年11月より約1年半をかけてまとめられた「日本の核物理の将来レポート」の内,「計算核物理」分野に関わるレポート。現状分析に続いて,今後5~10年の間に特に推進するべき日本の核物理の課題を4つの小区分(1.軽い原子核がクォーク・グルオンの力学から如何にして創られるか?,2.原子核の基底状態および励起状態の第一原理計算,3.高温高密度QCDの相構造・状態方程式の確立へ,4.多次元シミュレーションによる爆発的天体現象)に分けて挙げ,続いてそれ以外の推進すべき課題をやや長期的視野で取り組むべき課題も含めて示す。今後の研究に必要な計算機資源の見積もり,研究体制の整備・構築の必要性を報告する。

シソーラス用語： *量子色力学 ,  *軽原子核 ,  基底状態 ,  励起状態 ,  *核エネルギー準位 ,  ab initio法 ,  状態図 ,  状態方程式 ,  高温 ,  *核物理学 ,  *宇宙物理学 ,  超新星爆発 ,  *予測 ,  レビュー ,  高密度 ,  *第一原理計算 ,  *天体核物理学 ,  *研究開発動向
準シソーラス用語： *QCD【素粒子】 ,  *研究動向 ,  *将来展望 ,  相図

分類 (3件)： 原子核エネルギー準位  (BG02020D) ,  原子核模型  (BG02040Z) ,  恒星  (DB05000P)

引用文献 (93件)：

• [1] 革新的ハイパフォーマンスコンピューテイングインフラ戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」[http://www.jicfus.jp/field5/jp/];計算基礎科学連携拠点(Joint lnstitute for Computational Fundamental Science) [http=//www.jicfus.jp/jp/],
• [2] Y. Kuramashi et al. [PACS-CS Collaboration], PoS LAT2006, 029 (2006) [arXiy:hep-lat/0610063].
• [3] S. Aoki, et al. [PACS-CS Collaboration], Phys. Rev. D79, 034503 (2009) [arXiv:0807.1661 [hep-lat]].
• [4] N. Ishii, S, Aoki and T. Hatsuda, Phys. Rev. Le七t.99,022001(2007)[arXiv=nucl-th/0611096];「原子核の中にある“強い力”の起源を解明」プレスリリース,東京大学大学院理学系研究科・理学部(2007)[http=//www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2007/10.html].
• [5] SciDAC-2 UNEDF project [http://www.unedf .org/].

タイトルに関連する用語 (2件)： 計算 ,  核物理