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J-GLOBAL ID：201302223815159032   整理番号：13A1803276

電気化学力の下での水和殻の破壊のリアルタイム観察

Real-Time Observation of the Destruction of Hydration Shells under Electrochemical Force

著者 (7件)： YAMAKATA Akira (Toyota Technological Inst., Nagoya, JPN) ,  YAMAKATA Akira (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  SOETA Eiji (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ISHIYAMA Tatsuya (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  OSAWA Masatoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MORITA Akihiro (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MORITA Akihiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 135  号： 40  ページ： 15033-15039  発行年： 2013年10月09日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶液中でのイオン及び分子の相互作用においてその水和殻の構造変化は重要である。ここでは水和したNa⁺あるいはテトラプロピルアンモニウムカチオン(Pr₄N⁺)と疎水性のCOで覆われたPt表面との相互作用を電位ジャンプ法と時間分解赤外吸収測定との組み合わせで検討した。イオンの疎水性と印加ポテンシャルに依存して水和殻の水分子の再構成が起こる。親水性の高いNa⁺イオンの水和殻は強固で容易に破壊しないが,疎水的なPr4N⁺イオンでは水和殻は数百ミリ秒の半減期で破壊され,水分子を排除して直接CO被覆した電極表面に接する。またこれらの実験結果は分子動力学シミュレーションでも裏づけられた。

シソーラス用語： *構造 ,  *水和 ,  電気化学 ,  一酸化炭素 ,  白金電極 ,  *破壊 ,  脱離反応 ,  *脱水反応 ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  金属イオン ,  *疎水性 ,  計算機シミュレーション ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム ,  ナトリウムイオン ,  構造破壊 ,  脱溶媒和 ,  分子動力学シミュレーション ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *水和構造 ,  *脱水和

分類 (3件)： 電解質水溶液  (CB05020K) ,  分子の幾何学的構造一般  (BH05021S) ,  電気化学的分極  (CB07030J)

物質索引 (1件)： テトラプロピルアンモニウム

タイトルに関連する用語 (5件)： 電気化学 ,  水和 ,  殻 ,  破壊 ,  リアルタイム観察